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オルセー美術館展 印象派の誕生ー描くことの自由ー


   東京出張が急に入りまして。

   元々は25日の神宮球場に東京オフィスの連中が行くからって、お誘いがあったのですが、なかなか出張の用事をでっち上げられなくて見送りムードのところ、23日の朝一番での商談が入りました。

   こりゃ、前泊か。おっ、東京見物行けるじゃん。どこぞの美術館でも。それに24日が東京なら、なんとか25日まで引っ張って・・・。

   てなわけで、新国立美術館のオルセー展と、25日のカープ・スワローズ戦決定です。ユニフォームと応援バットもカバンに入れて。って、仕事は行かんのかい。



   で、オルセー展。お世話になっている方とご一緒させていただきました。誰かと美術館に行くなんて、すげー大人になったみたい(笑)。もちろん、全然わかんないのですが。


  「印象派」さんの絵を集めたそうです。最近勉強しましたが、それまでは宗教画とかしか描けなくて(芸術的にも商業的にも、宗教画以外は絵画と認められてなかった。なんてニュアンスなんでしょうか)、「いやいやいや、そんなんよりも身の回りのことや名もない人たちを見て感じたまんま描こうぜ」って動きのようです。その秩序を乱した異端児、革命児たちといった感じなんでしょうか。

   知らなんだ。身の回りの風景や、名もなき人たちを描くというのは革命的なことだったんですね。今、当たり前だと思って見てるのは、当時誰も目にすることがなかった絵ばっかりなのか。



   目玉のひとつ、「笛を吹く少年」。あー、これはどこかで見たことあります。超有名。それにしても、この眼の強さ。なにものかに挑むような眼に見えるのは、さっきの付け焼き刃の浅い知識かも。恥ずかしいなー。




   ホイッスラーさん(知りません)の「灰色と黒のアレンジメント 第1番 画家の母の肖像」。

   余命いくばくもない実母の肖像だそうです。正面からのいわゆる肖像画とは違うんですね。絵を描くって、相当な時間を費やすのだと思うのですが、その永い時間を母子はどんな想いで過ごしたのかな、と、印象に残る作品でした。




   てなこと思ってたら、もっと過酷な状況下での肖像画。モネさんの「死の床のカミーユ・モネ」。死にゆく奥さんの、まさに死に至る過程の肖像。

    その後に再婚する女性が既に存在してたりしてたそうですが、それにしてもなんたる熱情、意志。非常に記憶に残ったのでネットで調べてみましたが、その感情、想像がつきません。ただただ、鮮烈な。



   ミレーさんの「晩鐘」。これも教科書か何かで見たような。ただ、もっと暖かい感じを想像していましたが、裕福とは言えそうもない身なり、拡がる空間が暮らしの厳しさを感じさせるようで、「祈らにゃしゃーない」みたいな感じが勝手にしまして、なかなか厳しい絵に見えてしまいました。ミレーさんがどういうか知りませんが。

   それにしても、本物が見られるのは贅沢なことです。売店では、けっこうテキトーなものも売ってて面白かった(笑)ですし、行ってよかった。


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コメント

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No title

こんにちは。

いつも楽しく拝読させてもらうばかりで、、、
恐縮です。
どれも素敵な絵ですね。

画家の母の肖像は、映画「MR.ビーン」で、
メチャクチャにされるヤツですね(笑)

No title

カバオさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

他にもたくさんたくさんあったのですが、正直、風景画の一部はどれも似た感じがしたりしてしまったのは、私の無教養さのせいでしょう。

Mr.ビーン、無茶しよんなー。