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第61回日本伝統工芸展②/広島県立美術館

   陶器、金工、漆器、人形等々と、大変なボリュームだったので、見るだけでも時間がかかりました。そもそも、どういうものかよくわかってないのに。

   美術館に女性が多いのはこの展示に限った話ではないですが、花器もあるからか、和服の女性も少なくありませんでした。

   美人でした。ええ。


   人形がなかなかの迫力で。高さは40センチくらいでしたか。




   中村信喬さんという方による、陶彫彩色「遙かな道」(とうちょうさいしき「はるかなみち」)。

   はるか昔に、命がけで異国を目指す青年でしょうか。凛として、遠くを見据えております。実に爽快。




   長江万友美さんという方の、木芯桐塑布紙貼「余韻」(もくしんとうそぬのかみばり「よいん」)。

   和太鼓の若い衆が演奏を終えて、幕も下りた頃でしょうか。彼の浸っている達成感と会場の余韻が、湖のように周りに満ちているみたい。腕の太さ加減もいいなぁ。





   渡邊明さんという方による、積層金彩切子器「早瀬」(せきそうきんさいきりこうつわ「はやせ」)。

   このあたりからこう、キーワードというか、全体通して感じるものがあるなぁ、と思ったわけですわ。

   風とか、水とか。火、樹木、大気、生き物、で、人の営み。こうしたもんを小さな工芸品のなかに閉じ込めて表現してるのか、と。

   いやいや、そんなん当たり前です。多分、ここにいる私以外の人はみんなわかりきっているはず。無学なおっさんがハタと気づいたわけで、これが。


   そう思うと、このスピード感あるガラス塊は、山間の早瀬を切り取ってそこに置いてあるように見えてきて。


   おー、面白いぞ。



   じゃ、これは・・・。荒い海の断面か?


    ほぼアタリでしょう。金銀銅杢目金切嵌飾箱「荒磯」(きんぎんどうもくめがねきりばめかざりばこ「あらいそ」)。林美光さん作、だそうです。

    こういう楽しみ方もあるのかと思って、もう一度、これまで見てきたものを見直しに戻りました。
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コメント

非公開コメント

No title

三つ目のはナスかと
しぼんだナス

二つ目のなんてとっても素敵

こうして「一つ目」「二つ目」
なんて書くのって失礼なんだろうか ( ̄∀ ̄;)
なんか芸術作品に触れると文章も緊張する凡人です ( ̄∀ ̄;)

No title

ナスとか言ってる時点で失礼だろ (´・ω・`)

って自分で思った。
(かつおぶしでも可)

No title

あきらさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

しぼんだナス。あははははははははは(大笑)。かつおぶし。うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ(大笑)。

大失礼ですね、我々は。

言われてみたら、ピラニア並みの歯並びの人が食い散らかしたスイカの皮にも見えてきました。失礼な。