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マグリット展/国立新美術館


  出張の二日目。というか、最初からどこかの美術館に行って帰ろうと組んだ日程。午前中はオフィスに出て、帰りの新幹線の時間睨みながら行ってきました、マグリッド展。



   一度だけ行ったことのある美術館でしたが、びっくりしたのはチケットを買う長蛇の列。同時期に開催しているルーブル展の影響でしょうが、10分少々並びました。コインロッカー大丈夫かな。


   7割がルーブル展だと勝手に思っていたら、マグリッド展も大変な盛況。またびっくり。さすがに首都。広島なんかとは違いますわ。


    この人の絵、こんな風に見に来たのは初めてですが、いくつかの作品はどこかで見たことがあって、何かアタマに残ってました。

   知らないから、図書館のように整理できてないだけで、やっぱり好みのものって何かの縁で触れる機会ができてくるもんだなぁって思いました。

  シュールレアリスムって言葉は知らなくて、いや、今でも何なのかわかってませんが、こういうイメージって好みなんでしょうね。わかってんのかどうかは、ともかく。。

   こちら、「人間の条件」っていう、仰々しいタイトルの作品。



   普通に窓の外の景色かと思ってたら、その一部は描かれたものに過ぎず、果たしてカンバスの向こうには連続した世界ありやなしや?

   あった場合は、こんな感じなのでしょうか。窓ガラスを割ったら、そこにも景色はあったけど、割れた窓ガラスにも同じ景色が。



   じゃ、今まで見てたのは、窓ガラスだったわけ? いや、窓の向こうにある「今の景色」だって、ナチュラルなものなわけ? いや、じゃ「ナチュラル」って何?


   変な絵は次々と現れます。

   顔面、本来隠されているはずの裸体そのものの女性。




   
   こちらが見ているはずなのに、向こうから覗いている視線。




   非常に精緻に描かれながら、あるはずもない大きな岩。




   幸福そうな日常も画家の手になってしまえば、感情を取り繕う習慣のない少年だけが 露骨に不満をあらわす家族の肖像。しかも裸。彼だけが「ナチュラル」? よくわかんないですが。




   今や、貴婦人は顔を失くし、巨大な鼻が姿を現します。






   初めて見るのか、どこかで見たのか?


   ありもしない光景たちが一枚に共存する不思議さは、遂には昼と夜の共存までに。私個人は、どこかで見たような気がしつつ眺めていました。




   やがて、混沌を救済するような巨大な鳥。しかも、青空を身に纏って。




   結局、2時間ではゆっくり見られませんでした。図録を買ってはみたものの。6月末までやってるのか・・・。もう一回行ってみよう。



 どなたか、ご一緒にいかがです?
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コメント

非公開コメント

No title

あら、この鳥の絵!!
教科書の表紙だったわ(笑)

No title

ぴよ子さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

そうそう、この絵ってどこかで見たことありますよね。シリーズで似たような絵が何枚もあるのは知りませんでしたが。元々は航空会社の広告だったとか。

No title

私も美術館行きたくなった!!

仕事忙しくなってから、全然だしなー。

こう言う絵大好きだわ。

航空会社のなんだー。そか、なるほどね!!

人混みあまりない静かな美術館だといいけど、いつも混んでてゆっくり出来ないのが難ですね。

No title

ぴよ子さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

描き方は教科書的と言うか、丁寧、綺麗なんだけど、絵そのものはヘン、って面白いですよね。ヘンな絵を描くために、わざとこういう描き方って言うのが正しいのかもしれませんが。

2時間あっても足りないくらいこういう絵が続くと、美術館を出た後に普段の風景がヘンに見えてきました。堪能できたんでしょう。

No title

あっ、まだ絵の話で引っ張りますが…

私は中学の頃書いた絵は、大きな目の中に見える宇宙。

地球を持っている宇宙の海の中に浮かぶ手です。

なんか私はそういう絵が好きです。

ダリもね!あー、岡本太郎の絵も見てきて面白かったよ\(^o^)/

No title

ぴよ子さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

あー、それは面白いですね。マグリットが描きそうな感じ。いや、描いてるかも。

こないだ、近所の美術館で「ダリ風の時計」って売ってました。ぐにゃりと曲がってるやつ。面白かったので、今度買おうかな。