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アール・デコの邸宅美術館/東京都庭園美術館

    出張で東京に来ています。仕事は18時まであったので、今日は美術館は無理だな、とかおもってましたら、金曜は21時までやってる美術館がありました。

   東京都庭園美術館。

   あー、テレビで何回か見たことあるぞ。旧皇族さんのお住まいだったのを美術館にしたとか。展示物もさることながら、クラシックな建物自体が素敵だとも。

   で、行ってみました。



    日中の雷雨も上がり蒸し暑いのですが、美術館を囲む木々がしっとりしていていい感じです。

    チケットを買って少しだけ歩くと、見えてきました。旧香邸。



    昭和初期の建築で、皇族夫妻が数年滞在したフランスでブームだったアール・デコ様式を取り入れた云々・・・。は、テレビで言ってましたが、わかってんのかオレは。




    早速入り口からアール・デコです。ガラスの立体がお出迎え。実は、着いてみて初めて知ったのですが、今回の展示はこの建物そのもの。しかも撮影自由とか。土日は混雑するので撮影ダメだそうなので、ツイてました。館内はカメラを持った女性がたくさんいます。男性の比率は5%くらい(笑)。


   入ってすぐの、ロビー(?)みたいなスペース。広いし、飾ってあるものも高そう。当たり前か。



   左を見たら、あー、これが有名な「香水塔」。据え付けのシャンデリアみたいな感じですが、内部に香水を入れておいて、明かりが灯ったらその熱で香ったとか。別室でこれの修復の映像や、内部のCG映像もあって面白かったです。昭和初期のものが大切に復元されて見られるって、ありがたいなぁ。



   
  こちらは客間。デカい、当たり前か。こればっかりの薄い教養。扉の装飾もアール・デコっす。ヒーターのカバーも。




    シャンデリア。豪奢っすねぇ。



    大食堂。いちいち豪華。当たり前か、もういいって。




    夜になって庭は見れませんが、さぞ美しいんでしょうねぇ。こんな食卓(食卓にも見えませんが)、チューハイとか飲めそうにありません。出ないって。タコ焼きも食えないぞ、きっと。



    上を見たら、また豪奢な照明。壁面もステキです。






    二階に上がります。階段も立派だなぁ。死んだお袋がこの建物の話をしてたっけ。実際に来たかは知らないけれど。見えるかい、お袋。




    二階は寝室やお風呂とかあったのですが、家族1人づつの寝室だったんですね。「若宮」「姫宮」ってのはお子さんのことでしょうか。夫婦も別の寝室。フランス人の設計なのに。あらぬこと考えながら眺める私は無教養です。


    年表とか読んで初めて知ったのですが、この建物ができて半年で奥さん(お妃)はご病気で亡くなられたんですね・・・。


    こちらは実際にご一家が普段の食事に使ってた部屋だそうですが、意外に簡素で、家族の営みを感じるようなお部屋でした。いや、パブリックな1階とプライベートな2階が全然違うのも面白かったです。もちろん豪勢ではあるのですが、それなりに生活感もあって。それなり、ですが。



   でも、実際にご家族で食卓を囲んだ日々はとても短かったのかもしれません。学芸員の方に伺ったら、「確かに竣工後半年くらいで亡くなられましたが、着工してできるまでいつもご夫妻で通われていた」とのことだったので、きっと幸福な時間があったのだろうと思いたいです。

   それは皇族さんであれ、庶民であれ。



   なんでも21時までの展示は今日が初めてだったとか。学芸員さんたちにお礼を言って帰りました。私にとってはそもそも美術館自体が異界なのですが、今日のそれは庶民の暮らしとは別世界のファンタジーだったなぁ。

   いいもん(珍しいもん)見させていただきました。
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コメント

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No title

たまたま行っていいもの見れるって homeさんラッキーですね♪
お母様ともここのお屋敷について話したことがあったなんて
やっぱりなにか影響を受けてるのでしょうね。

ダイニングのお皿セット素敵だなぁ♪
掃除が大変そう・・・ルンバが大活躍?
冬は寒そう・・・わたしの家が余裕のスペースにすっぽり入るかも(笑)
照明の電気代が高そう・・・LEDじゃないとね。

こちらも庶民の感想でした(^_^;)

No title

はのはのさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

本当にツイてたみたいです。建物の中、調度って、普段は撮っちゃダメだそうなんですよ。私みたいに偶然来たようなヤツがこんな幸運、ありがたいです。

どれもこれも、当たり前ですが豪華豪華。庶民には目の保養でした。はのはのさんも、いつかいかがでしょうか?