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画家と愛用のパレット/ひろしま美術館



   昨日行ってきました。まさか、パレットだけ展示してあるわけじゃないだろう、作品もそれなりに見られるんだろうとは思っていましたが、50人ほども並んでいたのはびっくり。

   7割くらいは知らない人なので、勉強させてもらいました。

  茨城県は笠間市(行ったことない)の日動美術館さんってところが、画家さんのパレットも集めてらっしゃるそうで、そことひろしま美術館の所蔵品とともにどどーんと展示したそうです。

   そういや、たまに美術館で愛用のパレットとか絵の具とかも展示していたのを見たことがありました。鴨居玲さんなんて、パレットどころか絶命した際の部屋がまるごとあったっけ。



   金山平三さんの「下諏訪のリンク」という作品。1922年だそうです。寒そうですねぇ。輪郭もあんまりないほど、寒さと楽しさが伝わる感じ。



  刑部人さんの「奈良初秋」って作品が、絵の外にまで拡がった感じで素敵だったのですが、ネットで画像を見つけられませんでした。これは他の作品ですが、先の金山平三さんに師事して、随分色んなところを写生してまわったとか。




   寺内萬治郎さんの裸婦(展示されてたのは見つけられず)。裸婦をメインに描いていた方だそうです。なんも知らんな、俺。戦後から10年も経っていない頃なのに、えらく艶かしいインパクト。戦時中はこんな絵なんて描けなかったでしょうから。女性はいいなぁ。



   中村研一さんという方の「裸体」。モデルは奥さんだそうですが、えらいエキゾチックな美人ですね。絵もデカかったんですよ。大変なインパクト。こんな眼差しで裸の女性に視線を送られたら、どないしましょうか。いや、実際にされてから考えろって。




   中村研一さんの実弟さんも画家だったそうで、こちらは琢二さん。あぁ、こういう絵、すげー好き。展示してあったものは見つけられませんでしたが、子供の頃に見たような記憶そのものみたいな幸福感。でも、この絵をシャープにしていったら実際の景色と多分ぴったり一致するんだろうなって、確かさも。 庶民にも人気があったそうです。いいなぁ。




    鴨居玲さんのパレット。中央に描かれているのは晩年の自画像。と、これは一度回顧展を見たのでえらそうに書いてしまいました。小さいなぁ、俺は。

   大変な美男で、本当にこんな顔でした。描くテーマを失ったと悲嘆にくれた晩年の作品は、こうした迷走する自画像が多かったそうなのですが、若い頃に住みついたほど愛したスペインの黒壁の絵もありました。人物はなく。哀しいなぁ。


   50人ばかりの展示は、どれも一流どころの人ばかり(なんでしょう)で、また別の機会に続きを書くことにします。幸いチケットをもう一枚持っているので、また行ってみようっと。
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コメント

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No title

勉強になりました~(^_-)-☆

No title

はのはのさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

記事に書いた画家さんたちで、知っていたのは一人だけ(笑)です。正直モンだなー、俺は。