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浮世絵忠臣蔵と新春を彩る日本画展/ひろしま美術館



 仮名手本忠臣蔵の挿絵(四十七士全員&吉良)&日本画という、年末年始企画です。いいですねぇ。
 
 土曜日に行ってきましたが、なかなかの盛況でした。昨秋の歌川国芳展がすごい人でびっくりしたのですが、今回の展示の半分を占める忠臣蔵が歌川国芳のものなので、その流れなのでしょうか。
 
 実際、後半の日本画はすいすい通り過ぎる人も少なくなくて。
 
 
 で、仮名手本忠臣蔵全四十七士はめっちゃ面白かったです。史実ベースにふんだんに脚色された人情&アクション&色恋スペクタクルの登場人物たちですから、カッコいいのなんの!





  アクションは派手に、立ち姿は凛として。若い侍も、隠居なのに参戦したご老体たちも、眉は太く眼光鋭くキメキメに描いてあります。カッコいいぞ!
 
 悪役・吉良は狡猾そうに描いてあって、これが小憎らしい(笑)。もー、230年後の私含めて「庶民がこう描いてほしい」をそのまんま、いや、それ以上にやってくれていて、楽しい楽しい。
 
 
 全然知らなかったのですが、忠臣蔵って広島と縁があるんですね。当事者の浅野内匠頭さんは広島浅野藩の分家筋だそうで(あー、同じ浅野だって生まれて初めて気がついた)、奥さんは広島出身。カープ永川投手&梵選手の故郷、三次だとか。ほー。
 
 四十七士を祀る木像が広島駅の近くのお寺にあるそうです。知らなんだ。
 
 大石内蔵助直筆の日本画なんて珍しいものもありましたが、上手でした。どこぞの画家の作品かと思って見てましたもん。
 
 
 日本画の方は、横山大観さんとか竹内栖鳳さんとか、私でも知ってるビッグネームから始まって、美人画、花鳥画、山水画といろいろ揃えてくれていて、ドシロートにも楽しめるようになってました。ありがとさん。
 




  上村松園さんって、NHKで何度もやってたので覚えましたが、「愛童」なる作品が、まぁキレイ。ネットに画像がなかったので、買って帰ったクリアファイル写しました。なんか、いじましいなぁ。
 
 お母さん、なんでしょうか。眼差しもやさしく、物腰も優美です。赤ちゃんはバブー。
 
 こんな着物で赤ちゃん抱えてたらめっちゃ汚れるので、実際はこうはいかんでしょうけど、慈愛に溢れてていいですね。赤ちゃんは何も考えずにバブー。
 
 

 
 鏑木清方さんって名前は聞いたことありますが、実物は初めてかも。っていう時点で覚えてないのですが。
 
 「雨後紅梅」なる作品で、明治あたりの感じでしょうか、和服ながらもモダンな感じの若い女性が高下駄履いて、雨上がりの紅梅を見上げる画。そのものの画像はなかった(上の画像は別の作品。雰囲気だけでもと思って)のですが、これがうっとりです。何度も何度も見てました。
 
 現実の人物、というよりは幻想なんでしょうけど、うっとり。


 


  先日テレビで村上華岳さん(知らなんだ)という方の「裸婦像」なるを見ました。この絵がそうなのですが、菩薩のような慈悲深いお顔。うっとり。東京の山種美術館だったのですが、金曜でも早じまいするので、とうとう見に行けず。
 
 と思ってたら、その顔とそっくりの仏画が展示されていました。どっかで見たことあるとか思って見てて「おー、あれじゃあれじゃ」と。
 
 興味もってあれこれ見てたら、またそういうものにぶつかります。面白いなぁ。
 
 
 美術館行きだして一年と半年。知識は増えませんが、好みみたいなものは出てきました。今年もあれこれ見てみよう。

 それにしても一番驚いたのは、この展示会のすべての作品がひろしま美術館収蔵だということ。やるじゃん、ひろしま美術館。オレも税金払ってる甲斐があったわ。


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