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ピカソ展/日本橋高島屋



 出張の帰りに寄ってきました。
 
 どうしても、ということもなかったのですが、東京駅から歩いて10分程度なので。
 
 
 デパートのこういう展示って初めて行きます。どんなもんなんでしょうか。絵とか売ってるから、そういうものの販促みたいなもんなのか。でも、ピカソがたくさん見られるってのもそうそう機会はないでしょうから、この際行っとけって。
 


 立派な建物。入ってみたら天井が低かったり、装飾に凝ってたりと、「老舗百貨店」そのものです。
 


 さて、肝心の展示は135点中絵画9点、本人を写した写真44点。残りは陶芸がほとんどと版画原版、ブロンズ像が少々。こう、誰でもイメージするピカソ作品がほとんどなさそうなので、それも面白いかと。
 
 陶芸とか版画とか彫像を手掛けてたってのは知ってはいましたが、こんなにたくさんつくってるとは全然知らず。なんか1000点以上あるそうですね。ピカソさんの陶芸って。
 
 
 


 少ない絵ですが、「手を組んだアルルカン」。アルルカンって、ピエロのことだそうですね。端正な顔立ちの男性がその衣装をまとっております。以前、大道芸軽業師(サルティンバンコって言うそうです)を描いたピカソさんのこんなん見まして、クリアファイル買って仕事で使ってますわ。素敵です。
 
 ちゃちゃっと描いたようなシンプルな感じがいいっす。
 
 
 いかにもピカソ、というのも何枚かありました。こういうのもないと、「ピカソ見に来た」感がないでしょうし。


 
 「読書する女の頭部」。わけわからんと言えばそれまでなのですが、対象をいっぺん解体して積み上げたようなと思えば、なんとなく面白く見えてきます。正面と横顔が一度に見られるオトク感。ま。別にオトク感のためにキュビズムってやってたわけではないでしょうけど。
 
 大体、私にゃわかりゃしないんですよ。何度も美術館通ってて思うようになったんですが、わかるもわからんも作者本人じゃないんですから、「自分にはそう見えた、感じた」というくらいしか言いようがないんですわ。
 
 


  こちらは「花のさくジョウロ」なるブロンズ像。本物のジョウロにそこらにある色んなもんくっつけた作品。これ、何か難しいことを表現してんのかなんて、さっぱり想像つきませんが、おっちゃんが面白がって色んなもんくっつけたりバラしたりしてる姿を想像したら、なんか楽しくなってきて。
 
 
 陶芸は、展示してあるものの画像がなかったので、似たようなもんの画像をとりあえず並べて雰囲気だけでも。


 


 
 いろんな「顔」を皿に描いたのがたくさんあって面白かったです。「青い顔の描かれた楕円皿」ってのがあったんですが、子供が描いたような感じの目鼻で全体が青いという、まぁ具体的に人の顔には見えないヤツ。
 
 でもしばらく見てたら、美人が青い海に潜ってこっち見てる感じに見えてきて。で、そのまま水から上がって、颯爽と目の前を通り過ぎていくようなイメージが湧いてきて。
 
 私はそんな風に感じて面白かったから、それでいいや。
 
 
 
 「牡牛と太陽の楕円皿」って皿があったのですが、バカボンのほっぺた、はたまたナルトみたいな太陽と、牛のシルエット。これが、太陽がかぁっぁぁぁぁって照りつけて、牛以外(家とか人とか)全部蒸発しちゃって、世界にはこの太陽と牛だけ、みたいな鮮烈さ。
 
 この皿のレプリカ売ってたら(出口にがっつり売店があった。高島屋さんの狙いはそこなのだ、やっぱり)、一枚欲しいなって思いましたもん。そんなに高くなければ、の話ですが。でもそれでカレーとか食えないな、きっと。
 
 
 陶芸、なんか楽しいのが多いんですわ、これが。
 


  この脱力ぶり。怒ってるのか笑ってるか、ふざけているのかマジメなのか。これも、対象を一度バラして再構成のクチなのでしょうか。難しいことはわかんないですが、面白かったので、何度も戻って見てました。
 
 水差しとかも面白かったなぁ。ひとつほしいなー。「これ、ピカソなんじゃって」とか言いながら。びっくりするわ、そんなもん。
 



 
 ちょっと寄ってみた感じでしたが、面白かったです。知らないもんいっぱい見れて楽しかったなぁ。
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