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Unforgettable/PRISM


UNFORGETTABLE PRISM

 誰でも似たようなもんだと思っているのですが、10代後半から20歳過ぎあたりまでに好きになったものって、一生好きなんじゃないかな、と。

 私が14歳の頃に初めて聴いて、今でも一番好きなギタリスト「和田アキラ」さん。数えきれない名演の中でも特に大好きなこの曲。自分が多感な時期に出会えて本当に良かった。

 80年リリースだから、もう36年前。うわ、トシもとるわ。

 高中正義さんが、パイオニアのCMで「ブルーラグーン」を演奏している姿でフュージョンブームが盛り上がる数年前にデビューして、「日本初のフュージョンバンド」として人気を博すものの、メンバー自身が20歳前後。実際、バンドをやっていくのは大変だったのかもしれません。傍からはわかりませんが。

 一旦解散、みたいな噂もあってハラハラしていた時に出たアルバム「サプライズ」。メンバーは4人に絞られ、ほとんどスタジオライブみたいなド直球。やや軟派なイメージのフュージョンブームの中で異彩を放つ硬派ぶり。

 今でも聴きますもん。カッコイイ!

 シリアスな曲がひたすら続いた最後に、このロマンチックな大曲。いやー24歳でこんなギター弾けるなんて、選ばれた人です。アキラさん。

 いや、それは自らがそこに登りつめた努力の人。中卒でプロに師事し、食事中も電話中もギターから手を離さなかった男。デビュー当時、レスポールカスタムのブリッジは飴色に変色していたとか。他のギタリストでなかなか聞いたことないぞ、そんなエピソード。

 シリアスで劇的なフレーズ。正確な運指とピッキングが驚くほどの高速で。ソロアルバムの帯に「世界で最も速くギターを弾く男。ギネスブック申請中!」なんてこともあったっけ。絶対にごまかしのないそのプレイ。ストイックなお人柄って、作品に出るんだと思います。

 ギター好きで本当に良かった。アキラさんの演奏をもっと楽しむことができて。


 これが、実際にライブハウスで何度かお話しする機会に恵まれまして。とっても楽しい方でした。幸せな体験です。


 今でも、テレビのドキュメンタリーやスポーツの感動場面のBGMでちょくちょく聴かれるこの曲。シングル盤でリリースされてたっけ。

 いい曲、素晴らしい演奏です。大好き。
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