FC2ブログ

消えゆく駅が残したもの(NHKドキュメンタリー)



 さっき見て、ちょっと泣いちゃいました。

 日曜の朝におっさんが。




 この春に69年の歴史を閉じたという、北海道の旧白滝駅。そういやネットで、唯一の乗客(マジで)である、女子高生の通学のためだけに停車するというニュースを見たことを思い出しました。



 かつては林業で栄えたこの町も、今は400人を切る人口で、若い人はみんな町を出ていきます。電車の横に映っている小さな建物が駅舎です。

 私、北海道が好きなので、北海道関係の番組をジャンル問わず録画しては見ているのですが、鉄道モノではこうした内容が多いような気がします。それは北海道に限った話ではないのでしょうが。




 地元の子供たちが学校に通えるように、と町民自らがつくったとか。これが請願したとかいうレベルではなくて、自分たちで土を盛り、古い枕木を利用してホームにし、林業の町ですから駅舎の資材は町の材木。

 自分たちで雪をかき、掃除をし、花を植え。

 それでも、町は徐々に人が減っていき。



 あー、いかんわ。泣いてしもうた。


 この高校生さん、最後の登校日。

 町の人は暗いうちから雪をかき、彼女を見送りました。

 みんなにお礼を言い、いつものように、そして明日からはもう乗ることのない列車に乗り込む彼女。




 いよいよ廃止の日。町の人たちは総出で最後の列車を見送りました。それは絶えて久しかった町全体のイベントでもあり。




 春からは進学のために町を離れる彼女が、看板も外された駅を目に、胸に焼き付けに訪れます。本当に最後の列車にも、(もう学校は卒業していたのに)わざわざ一駅前から乗られたそうです。これだけで泣いちゃうんですわ、ホンマ。


 寂しいお話ではあるのですが、現実どうしようもないことでもあります。私の周りにも失われていくものが少なくないのですが、続けさせられなかったことに加担した立場であることがほとんど。

 無力であり、傍観者であります。ここでテレビ見て泣いたって、それきりで。



 今日の午後は老いた父に会いに行ってきます。遠からず、別れなければならないのですから、少々忙しくても。


 会えるうちに。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

最後の一文 会えるうちに
私もそう思うのですが、実行できていません。
親でなくても会えるうちに 次はいつかわからないです。

No title

宝くじさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

失くしてからだと、もう遅い・・・。とは言え、失くさないとわかんないことだらけで。

毎日、一瞬一瞬、儚く大切なんですね。あまりに無為に過ごしていますが。