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竜馬がゆく、はワンピースであるという方便

 通勤はあえて徒歩で、片道1時間半程度かかります。
 
 体のために歩いているのですが、ただ歩くだけではもったいないので、暗くならない間は本を読みながら。人にぶつからないように気をつけながら。
 
 で、今夢中で読んでいるのが、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。
 
 
 初めて読んだのは二十歳過ぎだったのですが、もう何度目か。それにしても、何度読んでも痛快で面白い。
 
 竜馬の快男児ぶり。周りの男たちの熱血・鉄腸ぶり。そして女たちの可憐でいとおしいこと。
 
 
 もっと早く、十代の頃に読んでおけばよかったけれど、悔やんでも仕方ありません。せめて、せがれたちには、こういう本があることを知ってもらいたい。
 
 
 せがれらは、私が憑かれたようにこの本を読んでいるのを横目で見ています。
 
 彼らが受け入れ易いように、竜馬の魅力を何と伝えるべきか・・・。
 
 
「竜馬がゆく、はなぁ」
「うん」
「ワンピースなんじゃ」
「んぁ? あのワンピース?」
「そう。海を舞台に、快男児が信念のもとに仲間を増やして、巨大なものと闘う物語じゃ」
「竜馬がルフィ?」
「そう。手こそ伸びんが、足は伸びる。幕末のわずか数年に、東京、高知、長崎、鹿児島、山口、京都、神戸を駆け回る。仲間の数人かは、竜馬の命で北海道にすら行った」
「おぉ」
「海賊王に俺はなる! といった意味のことも何度も言うとる」
「すげー」
 中学生のせがれらは「そのうち読んでみる」と言ってくれました。
 
 たぶん、そうそうは読まないでしょうが、妻の実家の山口や、旅行を計画している鹿児島への関心が手に取るきっかけにもなるかもしれません。
 
 いつか、彼らと高知に行きたいなぁ。私が若いころ、桂浜で竜馬先生を偲んで泣いたことを呆れて聞いていたけれど。
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