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ランス美術館展~華麗なるフランス絵画~/ひろしま美術館①




久しぶりに美術館に行けました。本当に忙しくて、気持ちに余裕がなくて。

 そういえば、出張の合間に行くチャンスも全くなくなったのもあったっけ。東京には素敵な展示が多いけど、この先もう無理かもなぁ。


 広島市内でも積雪って話もありましたが、おかげさまで雪は降らずによく晴れました。



 洗濯だの布団干しだのすませて、広島城の横を通って美術館に行きます。



 今日が初日の「ランス美術館展」。入口には広島銀行(ここの運営主体)さんと思しきスーツ姿の男性がたくさんいました。

 ランス美術館。もちろん知らない(笑)のですが、シャンパンで有名なシャンパーニュ地方だとか。って、本当はシャンパンとは言わないんですよね。誰かに「シャンパーニュだ」って、たしなめられたことがあったっけ。

 中世から栄えて、フランス王の戴冠もこちらで行われてきたとか。その時にふるまわれるシャンパン、もといシャンパーニュ。そういえば、スポーツで勝ったらこのお酒。栄誉ある土地柄なのでしょう。

 おかげで、シャンパーニュ王の企業家さんの庇護をうけた、レオナール・フジタさんは晩年に、自身の名を冠した礼拝堂壁画という大きな遺作を遺せたとか。

 
 さて、展示は4部構成でした。まずは「国王たちの時代」。

 宮廷画とか、実は全然好きになれません。好き嫌いなので、仕方ないです。なんか、どれも同じ絵にしか見えなくて。私の目がパーなのですが。

 けっこうじっくり見ましたが、今日もあまり感じず。うーん。ただ、クロード・ヴィニョンさん(男性)って大家さんが、2回の結婚で34人の子供をもうけたってエピソードには驚いた。絵とは関係ないか。

 


 ジャック=ルイ・ダヴィットさんの「マラーの死」。なんかで見たことあるような気がします。絵そのものは初めて見ましたが。

 フランス革命の中心人物だったマラーさんが暗殺されたところを描いたそうですが、こうキリストさんが十字架から降ろされたような感じ。宗教的な崇高さというか、英雄を美しく描いたのでしょうか。メディアのなかった、字を読める人も少なかった時代、大変なインパクトだったことでしょう。

 展示されていたのは本人が後に再作成したもので、この画像とは違うのですが、右下の文句が「マラーへ ダビット」だったのが、「私を貶めようとした者は自らを貶める」みたいな言葉になってるそうです。へー。



 有名なこの絵は展示されてない、いやランス美術館とは関係ないのでしょうが、これを描いたドラクロワさんの絵がありました。画像がないので、とりあえずこれ貼ってみましたが。

 「ボロニウスの亡骸を前にするハムレット」って絵だったのですが、もうタイトルからして大作、ゴージャス、壮大。

 好きかどうかっていうと、あんまり好きではないのですが、めったに見られるもんじゃないので、じろじろ見ました。



 これはひろしま美術館で常設展示されている、ドラクロワさんの「墓場のアラブ人」。この絵は好きです。

 ドラウロワさんって、以前にテレビで見たのですが「フランスの外交使節の記録画家」として、モロッコとか行ったそうで。そこで見たこうした光景をフランスの人たちが見て「おー、アラブの人たちも仲間の死を悲しむ感情がある人間なんだ」と驚いたってエピソードが好きで。



ドラクロワさんから、もう2・30年経ったころからの絵が好きですわ。

 こちら、ブーダンさんの「ダンケルク周辺の農家の一角」。まんまのタイトルですが、この人の空とか水とかすごい素敵です。大きな海や空を描いたのもいいいですが、こうした何気ないのもいいなぁ。




 カミーユ・コローさんの「川辺の木陰で本を読む女」。ドラクロワさんとかと同時期なので、あんまり光とかないですが、これもいいなぁ。




 前半で一番好きなのは、このシスレーさん(地味な画家さんですが、めちゃ好き)の「カーディフの停泊地」。正直どれ見ても同じような絵の人なのですが、なぜかなごむなぁ。海や空の向こうまで、ほのぼのと想像させてくれるような淡い幸福感。子供の頃の休日の記憶を取り出してくれたような。

 描かれている人物は、奥さんとお子さんらしいです。いいなぁ。 
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