FC2ブログ

ランス美術館展~華麗なるフランス絵画~/ひろしま美術館②


 ピサロさんの「オペラ座通り」。1898年の作だそうなので、今から120年前? さすが花の都です。この絵を検索すると、同じような角度からの今の画像もたくさん出てきましたが、機能的なだけではない都市の華やかさを感じますわ。

 一度だけ、フランスに行ったことがあるのですが、日本の街に比べるとなんだか子供向けなものがなくて、ちょっとセクシャルな大人な感じだった印象があります。他の大都会では、こんな憧れはあまりかきたてられないかも。



 ドガさんの「魅せられた人々」。

 神話か南国かって感じですね。実際は1907年だそうなので、近代だそうですが。こんな半裸でホントにプールをうろうろしてたんでしょうか。


 


 今回のメイン、レオナール・フジタさん。

 以前、東京あたりで何度か見る機会があったり、ひろしま美術館にも常設があって(意外に大変なものがたくさんあるのでびっくり)、初めてではないながらも、自分なりに発見がありました。

 この絵は、「授乳の聖母」なる作品だそうですが、まわり動物だらけです。


 こちらは「奇跡の聖母」。ちょっと大柄なのは、慈愛の大きさゆえでしょうか。

 どちらの絵も「恵まれた人たち」にかこまれてはおりません。フジタさんの思う聖母は、常に顧みられない者たちの側だったのでしょう。

 


 常設の「十字架降下」、当然展示されておりました。ということは、普段展示してあるところには別の何かがあるんだろうな、と帰りも楽しみですが。

 この白さ。初めて見たとき(「裸婦と猫」だったか)びっくりしました。白より白い肌。日本画のような繊細な線。でも、それよりも何か誰とも違う感じって何だろうって、よくわかんなかったです。


 画像が見つからなかったので文字だけになりますが、「マンゴー」って作品が展示してありました。どこかの娼館の女性たちを路地から見た絵ですが、彼女らの「目」ですわ。フジタさんの描く人物(猫も含めて)の目線、感情っていうのか。

 そこを見てなかったらり、えらく哀しげだったり。或いは慈愛にあふれていたり。


 猫でさえ。

 ぐうたらなヤツ、挑発的なヤツ、ズルがしそうなヤツ等々。

 基本、同じ顔の猫ですら描き分ける。人であれば、なおのこと。


 あー、目が違うのかも、とか思って、展示の最初まで戻ってみました。誰とも違うわ。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント