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わからず屋の自分よ

 せがれが妻の不機嫌を嘆いた。
 
 私が仕事に行っている間に気まずい時間があるらしい。先日も言ってくれた「パパはいろいろ頑張っているのに、ママは冷たいんじゃないか」をまた言われてしまった。

 「言いにくいが、パパのせいなのかも知れない。ママは大変なんだろうと思うよ」
 
 働きに出始めた妻は、実際いろいろとストレスがあると思う。ない方がおかしい。ないのなら、それに越したことはないけれど。
 
 「おまえも中学生だから、もうわかるだろう。パパはスーパーマンなんかじゃなくて、単なるおっさんなんだ。大した額でもない給料でみんなを養おうとあがいている、単なるおっさんなんだよ」
 
 「ただ、このままじゃ終われないから、たいして賢くもないながらも、なんとかいい仕事できるように、会社や家のみんなに喜んでもらえるように、今できていないことをなんとかできるようになろうと、あがいているつもりなんだ」
 
 「こないだ、お前に話した、今できていないことができるようになることが成長って話を覚えているか? 今できていないことは、お互いにあるじゃないか。みんなあるはずなんだ。全部できるヤツはいないだろうから」
 
 「だから、同じなんだ。中学生でもおっさんでも、できていないことをモノにしようと、格好悪くたってあがくことは」
 
 「そりゃ、すんなりできりゃいいんだけど、パパは残念ながら、そんなに出来がよくないんだ」
 
 「ママは、ひょっとしたら、ママのしてほしいことができない、気づかないパパにイライラしているのかもしれない。ただ、パパがアホだから、それが何なのか、今でもよくわからないんだ」
 
 「だから、わからないなりに、いろいろやってみて、ちょっとづつでもマシな明日にしていきたいんだよ。とんでもない勘違いなのかもしれないんだけれど」
 
 「ベタな話だけれど、お前も直さないといけないことや、身に着けるべき習慣がたくさんあるだろう? こないだも話したけれど。お互い、それをやっていこうや。ちょっとでもマシな明日にするために」
 
 こんな話をした。
 
 
 こういうやりかたしかできない、と思い込んでいる私は愚かなのかもしれない。
 
 去年だったか、妻から「わからず屋! 何年も同じことを言っているのに」と言われた。
 
 それが何を指すのか、未だにわかっていない私は、きっと愚かなわからず屋であるんだろう。
 

 私にも自尊の気持ちはあるけれど(そうでないと死んでしまうよ)、少なくとも、妻からは。
 

 だから、どうしたというのか、オレは。
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コメント

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No title

内緒さん、はじめまして。コメントありがとうございます。前向き・・・だなんて、そんな。めっちゃ後ろ向きですが、それでも、なんとかしたいっすね。ホントに。

No title

もう一人の内緒さん、ご指摘、その通りです。本当にその通りです。刺激をいただきました。本当に。