FC2ブログ

目撃!にっぽん「どん底から這い上がれ~J3ブラウブリッツ秋田の挑戦~」

 録りだめていたテレビ番組を先日いくつか見たのですが、これがしびれました。

 「目撃!にっぽん」は、なんらかの事情でもがいている人たちを取り上げることが多いドキュメンタリーなのですが、このサッカーチームは大変なもがきようだったもので。


 昨シーズン、J3で優勝した彼らはJ2昇格の資格を得たにも関わらず、「1万人収容のスタジアム確保」という条件をクリアできず、今季もJ3に留まらざるを得なかったという苦境。

 しかも、J2昇格がなくなったために上の環境でのプレイを目指す選手は流出し、優勝しながら弱体化というありさま。


 若干37歳という若い岩瀬社長。もともとは関東出身のサッカー選手だそうですが、Jリーグプレーヤーにはとどかず秋田の社会人チーム(TDK=ブラウブリッツの前身)で活躍。このチームがクラブチーム化した際に経営ド素人ながら社長に就任という苦労人です。
 
 岩瀬社長、毎日スポンサー獲得に秋田県内を走り回っています。そしてスタジアム建設に向けて行政、財界を巻き込んだ会議を開くまでに漕ぎつけましたが、反応は芳しくありません。



 


「優勝してからモノを言えと言われ、優勝したら人を集めてモノを言えと言われ・・・」。岩瀬社長もそりゃボヤきます。一方、肝心の観客動員は平均2500人前後の現実。


 どうする、岩瀬社長。どうするブラウブリッツ秋田・・・。


 次のシーズン、ホーム開幕戦で1万人動員のキャンペーンに挑みます。岩瀬社長には故郷・鹿島がアントラーズの誕生によって、みんなが一体となっていったことをここ秋田でも実現したいという想いがありました。第二の故郷・秋田への恩返しとしても。


 自分のためなんかではなく、誰かのために。

 選手たちも慣れない営業に乗り出します。ショッピンセンターでのイベント、自らがビラを配っての勧誘等々・・・。


 彼らを応援する人たちもいます。応援団長の男性はブラウブリッツが社会人チームだった頃に東京のJチーム相手に奮闘する姿を見て心を動かされた人です。

 彼らサポーターも1万人動員キャンペーンに参加します。そして切り札に開幕戦で全員で歌う「秋田県民歌」。私は知らなかったのですが、秋田の人たちに馴染み深く各人が思い入れのある歌、だそうです。



 そして迎えたホーム開幕戦。スタンドは観客で埋まり(1万2千人だったとか)、秋田県民歌が高らかに歌い上げられました。やった、やったぜ。




 が、試合は惜敗。有力選手が去ったブラウブリッツはその後も苦戦を強いられています。番組は終わっても、彼らの現実は続いています。


 これ、見てよかった。泣きましたもん。試合を見に行くことは難しいですが、ブラウブリッツのファンクラブに入ろうかな。何か、この応援したいという気持ちを形にしたいので。

 それにしても、愛するカープとどこかダブって見えるこの話。苦しい状況を自力で切り開こうとあがく姿、刺激をいただきました。

 俺も頑張らなきゃ。もっと。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

なんかわかる(´;ω;`)
イーグルスの草創期を思い出しました。
ボロい宮城球場(当時)で、寄せ集めの選手たちが大した用具もユニフォームもなく練習してたなぁ(;´∀`)
当然のことながら勝てなくて。

今や楽パは連日満員御礼(今シーズンの悲惨な成績でも)、球団の営業努力と地元ファンの愛の力だなぁ。

ブラウブリッツもまだまだ状況は厳しいでしょうけど、試合に足を運んでくれるファンがいる限り、頑張って欲しいですね(*´ω`*)
きっといつか、地元に愛される強いチームになります!

No title

碧さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

ありがとうございます。そうです、それそれその感じ。初年度イーグルスは大変でしたもんね。まぁ、あの経緯&選手層で無理もなかったのですが。

ああいう時代を応援してたら、やっぱり思い入れは違いますよね。グラウンドには立てなくても、150キロ投げられなくても、100メートルかっとばせなくても、ファンはともに戦ってるんですから。あのレベルで野球できないファンの代わりにナインが戦ってるんですから。

ブラウブリッツ秋田、非常に気になります。岩瀬社長、いい男なんですよホント。