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舞台「散歩する侵略者」 劇団グンジョーブタイ




 昨晩、見てきました。とっても良くて、ラストは泣いてしまいました。おっさんなのに。
 
 松田龍平さんと長澤まさみさんで映画化されてましたが(まだ見てない。DVD借りに行こう)、元々は舞台なんですね。見に行ったのは広島の劇団「グンジョーブタイ」さん。あるご縁で行かせてもらいました。
 
 お話はとっても怖い内容。
 
 日本海に面した小さな町は、仮想敵国である隣国との緊張が高まっていて双方の軍隊の影が色濃くなってきています。
 
 そううまくいってなかった若夫婦。三日間行方不明だった夫の真治は、感情を失くし見るものすべてを「それは何なのか?どういうことなのか?」と質問する奇妙な人間となって帰ってきました。
 
 妻の鳴海は戸惑いながらも、段々と(知識欲が満たされるにつれ)夫がかつて愛し合っていた頃の優しい男に戻っていくのが嬉しく、彼への愛情も蘇ります。
 
 その一方で、様々な事柄の「概念」を失う人々が続出し、町の暮らしに混乱が生まれます。お金の概念を失った銀行員、魚の概念を失った魚屋、鳴海の姉は血縁の概念を失って鳴海や母を他人扱いに。
 
 それは真治の「回復」と軌を同じくした騒動。真治は明らかに「変」なのですが、鳴海が再び愛する真治とは一体何者なのか。
 
 町には凄惨な事件も起き、真治同様に「変」な人物も現れ・・・。
 
 
 
 久しぶりに演劇を見ましたが、生身の役者さんが目の前で演じるのは大変な迫力、説得力でした。たったひとつの舞台装置は、彼らの演技で海辺にも、リビングにも、病室にも見えて。


 
 オリジナルの劇団さんとは違うのですが、いいものを見せてもらいました、また行ってみようかな。
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