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「サプール」。コンゴの伊達男たち

 数日前まで全く知りませんでした。

 録りだめていた美術番組の開催中の展覧会を紹介するコーナーを見ていたら、数か月前に終わってた展示「着るアフリカ」でのこと。


 この底抜けの笑顔のおしゃれさんたち。なんてカッコいい奴らなんだ。


 長い争いで今も世界最貧国に甘んじるコンゴ(現在は3つに割れてるとか)。たしかに背景は簡素な風景だし、そもそも高そうな服をなんで来ているの?

 
 彼らは「サプール」。かつての宗主国フランス語の頭文字を組み合わせた造語で、意味は「世界一お洒落で平和を愛するジェントルマン」といったところだそうです。

 月収の何倍もの服を苦労して買って街を闊歩する彼らは、ただの目立ちたがり屋ややんちゃ野郎なんかではなく、3色でのコーディネートというルールを守り、エレガントに振る舞います。サプールは「人を敬い、人から尊敬される存在」であり、「服が汚れるから争わない」のですから。


 服が汚れるから争わない・・・。「おー、かっけー!!!」とテレビ見て大声をあげてしまいました。

 長い戦乱で大切な服はダメになってしまい、平和であればこそ紳士として振る舞える、サプールは平和あってこそと語る彼ら。

 事実、月収の数か月を突っ込んで服を買い、センスを磨いてサプールの社交に身を投じる内に人間は次第に変わっていくそうです。


 そうか、そうなのか。なんて素敵な奴らなんだ。


 展覧会はとっくに終わっていますが、写真集は手に入るとのこと。


 ひとつ欲しいなぁ。
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コメント

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No title

お疲れ様です。
オシャレには興味がない人間ですが
サプール カッコいいですね。
たしかに、オシャレって
平和でないと出来ないですしね

No title

Aさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

私もオシャレには全くダメなのですが、彼らカッコイイですよねぇ。言ってることも振る舞いも。基本はやんちゃな兄さんたちなんだと思うのですが、紳士として振る舞い始めると人が変わっていくそうです。

いいですよねぇ。