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父に会いに

 土曜の午後、約束通りに94歳の父に会いに行きました。

 先週だったか、(19年も前に死んだ)母の姿を最近見ない、なぜ自分に隠すと怒っていた父。少しづつ生きている人・死んでしまった人、今がいつなのかが混線して混ざり合っている父。

 もう口論はすまい、辻褄が合わなくても適当に合わせよう、すぐに忘れてしまう父に正しさを押し付けてナンの意味があると思って出かけました。

 今日はカープの野球中継があるので、父と一緒に見ていれば時間も相当潰れるでしょう。野球見ながら練習しようと、ギターケースかついで。

上野学園ホール
 途中通り過ぎたホール。10代くらいの女性がたくさん並んでて、何か男性アイドルグループのイベントでもあるのかな。「超特急」さんだそうでした。私が知るはずもないですが。

 父はおもったより落ち着いていて少し安心しました。私の子供らを気遣う話をしてくれ、一緒に野球を見ました。私に野球を教えてくれた父ですが、野球見ているときは昔とあまり変わらず嬉しい。

 途中、母が死んだのはいつだったかと何度も聞いてきました。数ヶ月前のことと思っているようです。今が昭和何年なのか、とも。今が昭和でも平成でもなんでもいいです、母が死んだことを理解していたことに少し驚いただけで。

 それがいいことなのかどうかは、ちょっとよくわかりません。

実家テレ
 そのうち父は眠ってしまいました。野球中継カープは振るわず、持ってきたギターで苦手なフレーズを練習。うまくできない8秒程度のフレーズを2時間近く。

 帰りに送ってくれた姉の話によると、27年前に死んだ叔父(父の弟)が夜帰って来ないと、しょっちゅう心配しているとか。

 叔父が二十歳頃に別れて住まざるを得なかった時期があって、その時に叔父は叔母(故人)と知り合って結婚するのですが、父からしたら「たぶらかされた」的な思いもあったようで、二人が存命の時は仲良くやっていたように見えていたのに、苦々しく思っていた70年も前のことが今現われているとは。

 もしくは自分が守らねばと思い込んだ相手をいつまでも心配する父の人柄というのか。私も今日何度も、「寒くないか」「腹は減ってないか」等々、何度も何度も。

 正直、少し疲れて帰りましたが、それでも行ってよかった今日でした。いつまでも続くわけがないのですから。

 疲れを感じたのは、それもあってなのか。今日はお酒を飲む気にもなれず。
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コメント

非公開コメント

No title

おはようございます。お父さん元気そうで何よりです。

おばあちゃん、おじいちゃんでも
受け入れるのに時間かかるのに
親が呆けていくのって、頭ではわかっていても
実際目の前にすると、難しいですよね。
かあちゃんは、ガン末期になった
おばあちゃんと一時期住んでいて
薬の幻覚で、現実と違う事を現実と思い話すから
最初はムキになって口論してました。
不思議だけど昔の話は、鮮明に覚えているんだよね!
正気じゃないのに、見た目は、小さいころからの
元気なおばちゃんだから、最初は受け入れられなかった。

残りも少なかったから、幻覚を見て怖がっている時は
もう来ないから大丈夫だよって、よく話をしてました。

きっと、かあちゃんの親だって呆けてくる。
受け入れられるかなぁ~
それでも、いつまでも元気でいてほしい!

お見舞いも生きている時じゃなきゃ
行けないことなんで、また、顔出してあげてください♪
お疲れさまでした。
PS:超特急・・・若いお母さんに人気のグループらしい。


Re: No title

かあちゃんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

ホント、いつまでも昔のままじゃないことはわかってはいるものの、なかなか厳しいものがありますよね。

まだ、自分の身の回りのことはどうにかやってくれているので助かりますが、そういう面での大変さが加わるとどうなっていくのか・・・。それが介護と言えばそれまでですが。

昨日は父の昔話が聞きたかったのですが、眠ってしまったりでできませんでした。また来週行こうかな。

No title

おはようございます。

私は、両親とも数年前に見送りました。
母に先立たれた父が亡くなる直前、ホスピスに連れて行く際に付き添いをする私に対して、痛み止めで朦朧としていたせいか、息子の私に対して、「施設の方も息子のふりをして大変ですね。」と言った一言が、今も心に残っています。その直後に見舞いに行った妻には、ちゃんと妻の名前を呼んで「見舞い、ありがとう。」と言ったそうです。

ストラト、良いですね。
カッティングの音が、亀は好きです。
亀は、何十年振りにバンジョーを弾き始め、ボランティアで老人ホームで皆さんと一緒に童謡を歌っています。ちょっとした、おばちゃん達のアイドルになっています。

Re: No title

亀次郎さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

そうですか・・・。大変でしたね。言葉はショッキングですが、朦朧としながらでも周囲に気を配れるお父さんだったのですね。


人前で演奏されるとはすばらしいです。私はカッティングもソロも全然だめですわ(笑)。練習、練習。

No title

親孝行であり、親の愛を感じる時間でしたでしょう。
homeさんのことをまだ心配して声をかけてくれるんですね。
親にとってはいつまでも子どもなんですね。
正しいことを押し付ける必要はないですね。
ただ穏やかでいて欲しい・・・そう願ってしまいます。


全く同感です

はのはのさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

他のことやめて実家に行き少々疲れましたが、やっぱり行ってよかったです。先日とは違って穏やかに過ごせたし。

今度は昔の話をもっと聞きたいな。