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そういや、オレだって妻の他者だよ

 妻は不機嫌なときが多い。
 
 オレとの話はしないように努めているのかな、と思うこともしばしば。返事は聞き取れないことも多く、メールへの返信はあること自体が珍しい。
 
 それでも、それはそれ、と割り切れるようにってきたこの頃。
 
 一昨日だったか、返事がなかったので「聞こえた?」と少し大きな声で言うと、「はい、と言いました!」と軽くキレていた。「はい、いいえはいいけれど、そういう返事の仕方はおかしくないか?」と言っておいた。
 
 こういうことを言うのは久しぶりだった。しかも子供の前で。
 
 だが、やはり言うべきなんだと思う。
 
 この記事の冒頭に書いたようなコミニュケーションのなさは、やはり異常なんだ。そして、それはこれまでずっと続いてきたことで。
 
 もう、やめよう。何も言わないと波風も立たないが、こうした状況をつくってしまった。かと言って、なんでもかんでも思ったことを言うわけでもない。
 
 ある程度の距離は、あって当然だと、ごく最近思い始めた。
 
 オレは、べったべたにくっついていたかったんだ。そうだ、そうなんだよ。思ってることをすべて言い合って、基本的に一致しているはずの価値観同士ってことで、基本的に何を言っても反対されずに「あなたは頑張ってるわ、好きよ」って、ずっとずっと言って欲しかったんだ。そして、いつまでもオレの話を聴いていて欲しかったんだ。同意と好意とともに。
 
 それは「自分」だろ。もはや。鏡よ鏡よ鏡さんでも、しまいにゃ「白雪姫」とか言い出すぜ。もうカンベンしてくれって。つきあいきれないって。
 
 
 他者なんだ、と思い始めてちょっと楽になった。仕方ないじゃん、他者なんだから。
 
 そういや、オレだって妻の他者だよ。あぁ、そうだ。自分で書いて初めて気がついた。まったく初めて。
 
 あー、そうだ。オレだって妻の他者だったんだ。そういえば、そうなんだ。なんだ、そうなんだ。何でもかんでも理解して、彼女の力になりたかったけど、そもそも無理だったんだ。いや、確かにそうしたかったんだけど。 わかったわかった、だから無理だって。
 
 無理だって。
 
 
 距離、あってもいいじゃない。無理解(=身勝手な期待はずれ)、あってもいいじゃない。
 
 気づいてないだけで、オレもできてないんだから。きっと。
 
 少しずつ、少しずつ、ヨロイを脱いでいこう。あまり意味をなさないこだわりに気がつき、肩から下ろしていこう。
 
 自分を責めるな。嘆きすぎるな。オレはオレを認めよう。自分の情けない部分とも、イヤな部分とも和解してから、次を考えよう。
 
 
 わかったら、今日はもう寝ろ。
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コメント

非公開コメント

No title

はじめまして。
はじめましてで、ごめんなさい。
読んで切なくなりました。
この気持ち、奧さんに伝えてみたらどうでしょうか。
私も夫婦間の会話がイヤになり、無視してしまう時あります。
何だか反省しました。
結婚当初の気持ちを持ち続けるなんて出来ませんが、仲良しが一番ですよね。
思いやりの気持ち1つで、自分も相手も気持ちよく過ごせますもんね。
頑張って下さい。

No title

テルミさん、こんにちわ。コメントありがとうございます。

なかなか、まだ話をしたりする雰囲気には正直、なっていないんですね、これが。私自身がそもそもそうなんですが、かまえずに話せるようになってから、かなと思ってます。まぁ、それは妻との関係のみならず、自分の至らないところを変えていく試みでもあるのですが。

あせらず、たゆまず。まだまだこれからなのですが、宜しくお願いします。