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日本のいちばん長い日


 
 昭和20年8月15日の玉音放送までの24時間を描いた、骨太のドキュメンタリー。
 
 
 なかなか決まらないポツダム宣言の受託、そして玉音放送の文言も遅々としてすすみません。背景には徹底抗戦を唱える一部軍人と、「日本の葬式なんだ」と手続きにこだわる事務方。
 
 
 そうしている間にも、決して還らぬ特攻機は出撃していきます。
 
 
 「純粋な気持ち」から徹底抗戦せんと、賊軍の汚名も顧みず一旦は宮中を制圧する若手将校たち。割腹する陸軍大臣・・・。
 
 
 そうしている間にも、誰かが死んでいきます。
 

 
 
 史実に対して、後世の安全地帯からなにごとか言うのは簡単です。が、自分がそこに居て何ができたのか。現に、平時の今でさえ、命の危険もないのに会社ごときで異を唱えることすら時に憚る自分が。
 
 
 
 この映画で描かれていることは、ほんの数十年前の出来事。だが、個人として顔をさらして決断・行動できる日本人は果たして増えたや否や。
 
 
 民族自体の滅亡を覚悟した夏の日から数十年。我々はあの犠牲に恥じない生を生きているや否や。
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