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奥さんは、あなたのお母さんじゃないのよ

 「これだけは憶えておいてね。奥さんは、あなたのお母さんじゃないのよ」
 
 披露宴の二次会に来てくれた同期入社のHさん。既に結婚していた貴女からのアドヴァイス、オレは忘れたことなんてなかったよ。むしろ、それを実践しようとやったつもりだったんだ。
 
 家事も、育児も。もちろん仕事も。
 
 妻は人生の戦友で、オレは稼ぎ担当で、彼女が主に家を見てくれる担当だと思って。オレの母親じゃないんだから、洗濯もアイロンがけも自分でやるし、メシだってつくってくれて当たり前だなんて思ったことはなかった。
 
 食事の前に子供らが「いただきます。つくってくれてありがとう」って、あいさつするのは美風だと思ってるし、それは上に書いたような気持ちからはじめたもんだった。
 
 
 が、ある部分で妻に対して「そもそも母親に求めるような」ことを求めていたのかもしれない。子供の頃、もっと母親に褒めてほしかった、認めてほしかったことを。
 
 「あなた、よく頑張ってるわ」「あなた、○○(家事とか、育児とか)をしてくれてありがとう」とか、「いちいち」言ってほしかったんだろう。いや、ほしかったんだ。
 
 子供か、オレは。
 
 子供だとしたら、それは誰の子供なんだ。 この場合、妻か。
 
 それなら、Hさんに言われた「あなたのお母さん」そのものかい。それを認めることは、決して愉快なことではないけれど。自分の幼さを、これまでの時間に誤りがあったことを含めて。
 
 だが、避けてはいけない。新しい仮説なんだ。実は避けてきた仮説なんだよ。
 
 
 
 これが正解、または、自分を解放するために探るべき原因のひとつかは、まだわからない。けれど、手探りの試みがひとつ何かにたどり着いたかなって、感じはある。
 
 妻に認められたがった、それは母親に叶えられなかったことを無関係な妻に背負わせていたのか・・・。そう「気づいて(そう思って正しいのかは、まだわからないけれど)」、昨日はいつもより妻に対してラクに過ごせた。
 
 子供の頃に母に期待していたようなことをこの女性に求めるのは間違いだと、自分の無意識に話しかけながら過ごしたんだ。オマエももう充分なトシじゃないか。昨日一日休んだだけで10本以上かかってきた仕事の電話を色々な相手と話して片付けた事実は、もう子供でも、駆け出しの若い頃でも、数年前の自分の姿でもなかったよ。
 
 少しは自信を持ってもいいんだ。いや、これから、もっと自信を持つためにも、もう(死んでしまった)母ちゃんに頭を撫でられることのために動くこともないだろう。
 
 きっと母ちゃんが生きていたら、少しは褒めてくれるんじゃないか。もっとたくさんあれこれ言われたりして。まぁ、それもいいだろう。
 
 いつかあの世で褒めてもらえりゃ、いいじゃないか。そのために、日々を懸命に攻めよう。ここんとこの感じは悪くない。
 
 妻は、母親じゃない。わかっていたはずなのに、わかっていなかったんだ。だけど、わかりはじめたんだと、せめて思いたい。
 
 昨日は気持ちがラクだった。今日もそうしよう。
 
 
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コメント

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No title

内緒さん、こんにちわ。コメントありがとうございます。

あぁ、そういえば思い当たるフシは多々ありますね・・・。僧思うとつじつまが合ってきます。そうだなぁ・・・。

もう少し落ち着いて、考えて見ますね。本当にありがとうございます。
※後ほど遊びに行かせていただきます。