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故・上田現さんの曲で泣けて、泣けて

 好みの話なので私が好きだってだけのことなのですが、ここ一週間で毎日10回以上聴いててそのうち3回くらい涙が出てくる曲があります。

 故・上田現さんの「ラルゴ」という曲。

  風を売り、暮らす人の声がどこかで聴こえる
  10ルピー払って、僕は風を待つ
  だましてもいいぜ、ずっと待ってる・・・

 上田現さん、元ちとせさんのデビュー曲「ワダツミの木」の作者で、レピッシュという相当尖ったバンドのキーボードを担当されていて、40代の若さで2008年に亡くなられています。

 元ちとせさんの最初のアルバム「ハイヌミカゼ」のタイトルナンバーも上田現さんの作品なのですが、三日三晩踊るという島の奇習を前に恋しい男性を待つ女性の曲、というだけでは済まないような、何というか・・・非常に混沌とした感情や情景の渦巻いているような大変な曲でした。もちろん元ちとせさんの図抜けた歌声もあってとは言え、曲の光景に取り囲まれるような感覚は得難い体験で。(You Tubeにないのは残念)

 私が上田現さんを意識したのは、伝説的カルト映画(と評されることの多い)「追悼のざわめき」のラスト近くで流れる美しく悲しいピアノでした。

 楽曲はないのですが、なぜかYou Tubeに本編がまるまるアップされているので、もしよかったらお聴きください(画面は見ないほうがいいかもしれません)。2:18:20あたりから流れます。約3分。

 もう終わってしまったことを、取り返しのつかないことをじっと眺めているような、やるせない鎮魂歌です。実際、登場人物7人のうち5人が惨たらしく死んでしまう映画のラスト近くではあるのですが。ちょっと誰もが喜ぶ映画でもなさそうで、関心を持たれた方はよかったら下のリンクを・・・。

 このところ、上田現さんの曲ばかり聴いています。私には刺さる曲が多く、自分のこれまでのことや亡くなった人たち(もちろん、こまちゃんも)などを想っては涙が出てきて。

  風を売り、暮らす人の声がどこかで聴こえる
  10ルピー払って、僕は風を待つ
  だましてもいいぜ、ずっと待ってる・・・

 好みは人それぞれですが、「ラルゴ」よかったら、聴いてみてください。音楽用語で「ゆるやかに」という意味だそうです・・・。

 

 

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コメント

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はじめまして。

はじめてお便りします。ラルゴ聞きました。恥ずかしいのですが、はじめて知りました。とってもいい歌ですね。詩がいいですね。素晴らしい歌を教えていただき感謝します。どうもありがとうございました。

ゆうこんさん

ゆうこんさん、こんにちは。コメントありがとうございます(*´ω`*)。

こちらこそ初めまして。いや私もえらそうなこと書いときながら、この曲を知ったのは一週間前です(*´ω`*)。

いい歌ですよねぇ(*´ω`*)。本当に風が吹いているような感じがします。なかなか、そこまでの感覚を覚える曲も少ないような気もして。