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リリー・フランキー/日本のみなさんさようなら

 

大好きなリリー・フランキーさんの日本映画雑感集。
 
 見ていない映画が8割ですが(苦笑)、それでも2割は見ている、と勝手に連帯を感じつつ、きっと全部は見ないだろうな、と。
 
 だって、フランキー氏自身が好きな映画を集めているわけではなく、雑誌の企画で5年間に渡って続けたコラムを本にしたものなので。
 
 自身が書かれているように映画レビューではなく、ある映画を見て、自分がどう感じたか・思ったか、です。
 
 リリー・フランキーさんが実年齢では既に「若者」ではないながらも、中身は中学生の頃とさして変わっていない部分も残し、そんなに世の中うまくいきゃしない、我々自身がもっとセコくて、身勝手でパーなことをわきまえつつ、松田優作への憧れを隠さない男性であることに、勝手にシンパシーを感じる私としては、この一冊、いつもの氏の表現物同様、楽しませてもらいました。
 
 男には2種類ある。優作を見てしまって、心に優作が住み着いてしまう男と、そうでない男に。
 
 松田優作を取り上げているページ、せがれにも見せました。
「・・・、パパがいつも言ってるけど、そんなに優作ってカッコよかったん?」
「おお。男には心に優作が住み着く男と、そうじゃない男の2種類しかないんだぜ。オマエらの世代なら・・・。おぉ、優作の2人のせがれは、いい仕事してるんじゃないか」
 
 わが子よ、オレの勝手なおもいだが、たとえ優作をカッコいいとは感じなくても、リリーにシンパシーを感じる男になってほしい。
 
 人間、そんなに立派じゃないことを自覚しつつ、日々をくだらなく、周囲を愛おしく過ごしていきたいのだ。エロもグロも、稚気も丸抱えで。
 
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