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出口治明/思考軸をつくれ


 日本生命を定年後に、インターネット販売に絞ったライフネット生命を立ち上げた方の著書です。今も毎週5冊の本を読み、1000以上の世界の都市を訪問、40年以上ほぼ毎日社外の人と夕食をともにしてきた好奇心と行動力と博覧強記の人物による、思考の手法とその訓練の書。私が尊敬する、ある経済人が二度目を読み直しているという記事を読んで手にとった本です。
 
 インプットを増やす、思考の訓練をする。自分の軸をつくる。
 
 現在、毎週一冊は本を読むを実践しています。他にも色々ありますが、習慣を変え始めて見えてくることって、あるんですね。
 
 今まで、やってるつもりでいかにムダな時間を過ごしてきたか。それでも、今始めるより早いことはない。情けないながらも、習慣を変えて、未来を変えよう。
 
 
印象に残った記述↓
 
・ すべてをゼロから考えろ、と言われても、考える軸がなければ何が正しくて何が間違いかを判断することもできません。私の軸はだいたい5つです。
 ① 人間は動物である→万物の霊長と言っても、基本的な欲求は「異性と仲良くなりたい」「安心して眠りたい」「空腹を避けたい」と、動物と大差ない。そう考えれば行動が理解しやすい
 ② 人間はそれほど賢くない→歴史を見れば、同じ失敗を何度も繰り返している
 ③ 人生は「イエス・ノーゲーム」である→場面、場面で判断を求められ、気づくとある地点にいるのが人生。思い通りにはならないが、そう考えていれば、その場その場で最良の判断ができる
 ④ すべてのものは「トレードオフ」→現実、「いいとこどり」はできない。それを認めるべき
  「おおぜいの人」を「長い間」だますことはできない→ヒトラーがそうであったように。民主主義を信じる理由でもあり、そう賢くはない人間達でも長いスパンではそう道を外れたりもしない

・ 直感というのは「何も考えずに決める」ことではありません。人間の脳は問題に直面した瞬間に、頭の中に蓄積されている情報を高速でサーチし、最適な答えを導き出すようにできているのです。つまり、脳が最速で必要な情報処理を行った結果が「直感」なのです。直感の精度はその人のインプットの集積で決まります。だからこそ、日頃から読書をしたり、さまざまなジャンルの人に会ったりして経験の幅を拡げ、インプットの量を増やしておくことが大切なのです。

・ 思考の時間が短くてすむのは、深く考える訓練ができているからです。スピードは、その人の生産性を決定づける重要な要因です。同じ量の仕事なら、スピードが速いほどインパクトは強まります。「インパクト=仕事量×スピード」なのです。

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