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親父の話

    午前中、一人で実家に行ってきた。

    全くの偶然ながら兄弟が揃い、亡くなった母を除いて久しぶりに家族だけが昔暮らした家に集まったんだ。


    親父は、もういつまでも生きてるわけじゃないと、昔話をしてくれた。

    戦争に招集されながらも戦地には行かずに済んで、故郷・広島にほどなく戻れたまでは良かったものの、原爆で町がなくなっていたこと。

    たくさんいた兄弟姉妹の多くが、兵役や原爆で亡くなってしまったこと。

    結婚してから今まで、実は言ってなかった話があったこと。


    その時の父の気持ちを想像しながら、一緒に泣いてしまった。


    また、幾つかの偶然のおかげで、自分がここに在る不思議さにも泣けた。


    いい一日だった。


    亡くなった母は、今もあの家にいると思いたい。母も今日、泣きながら聞いていたんだと思いたい。

    きっと、そうだろう。
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